とはずがたり

気が利かない

春日地区の出産・育児アンソロジーを出しました

この記事は、ふりかえりという名前の懺悔と感想です。

できた本について

告知を出したときに、「まあいうて個人誌になる可能性が高いだろうな」と思っていました。
tohazu.hateblo.jp
その予想は大きく裏切られて、総勢15名によるバラエティ溢れる一冊の本になりました。
執筆者の方、イラストを書いてくださった方、実際に手に取ってくださった方、さらに感想をくださった方!
感無量です。ありがとうございます。
あとイベント当日子どもを見ててくれたものくろさんにも感謝を*1

残部について

10部微妙に切ってるくらいの残部があります。
このくらいの残部だと、改めてBOOTHに登録するのもな……という感じなので、欲しいよ!という方は@hebikoまでお声かけください。

次回に活かすこと

忘れそうなので書いておきたい。

表紙のデザイン

色の扱いに自信がなくて、文字の裏にイラストを入れられませんでした。
CUDの観点から、表紙の文字が読みにくいのは嫌だと思ったのがはじまりなんですけど、PhotoShopの「色の構成」を使えばよかった……(今更)。
https://www.asobou.co.jp/blog/web/cud
視認性にはコントラスト比が大事な気がするので、この辺はちょっと次回までに勉強しておきます。
(ちょうど昨日がGlobal Accessibility Awareness Dayで、「デジタル分野のアクセシビリティを考える日」でした。)
表紙の紙の選択には満足しています。ファンタスウグイスすごくかわいい。推しの色です。

ブースの設営

ポスターとか立体的な目に止まるものがあるといいなと思いました。
ブースをいい感じにしたい。そこまでまた気が回らないかもしれないけど。

自分の原稿

徹夜して8時間でDTPしながら自分の原稿を書いたのは気が狂っていると思いました。
次回は計画的に進めたい(だめかもしれない)。

特に自分の原稿の見直しの時間をほぼ取っていなかった

取っていなかったというか取れなかったというか。計画的に進めようね……

今後の予定

11月の文学フリマ東京でまたvol.2が出せたらいいなと思っています。
ということで夏くらいに原稿を募集する話を出したいな〜という気持ちです。

「本当は原稿を出したかった」という方!今から書き始めれば間に合います!!
今回も別に春日に限ったつもりもなかったので(なのでジャスコを春日地区としてカウントしました)、筑波関係者なら大体OKかな〜くらいのゆるさで考えています。
あとはへびこが健康じゃないとそもそも編集が出来ないので、へびこの健康を祈っておいてください。

既刊のご案内

興味ない人も多い気がしますが、へびこが書いた既刊を掲載しておきます。

モンスターキャタピラ vol.1

booth.pm
紙版がすでに品切れのため、PDF版のみ提供です。
どくなか、えりつぃん、へびこによるエッセイ集だよ。
vol.2は「人と住むこと」というテーマで考えているそうです。私も書きます。

恐竜、雷鳴、たまごのスープ

booth.pm
マジでTwitter上の付き合いしかない、ほぼ他人のあずまさんが主催したアンソロです。
気が狂ったので8本くらい書きました。こちらは一次創作と二次創作が入り乱れているのでご注意ください。

どうでもいい余談

「出産・育児」をテーマとすることが、誰かを傷つけるかもしれないな、ということは念頭にはありました。
生き方が多様化している時代で、「子どもはまだなの?」と言われて傷ついた人もいれば、「こんな時代に子どもを産むなんて何考えてるの?」と聞かれた経験のある人もいるでしょう。
出産や育児は当たり前の経験ではなく、ある種強い意志を持って「産むぞ」「育てるぞ」と決めないと、難しい時代になってきたのかな、と感じています*2
それでも、わたしは「人の個人的な出産・育児の話」を読みたかったです。インターネットに書き込むには読み手側のハードルが低すぎてしまう。かといってインターネット上で有料コンテンツにするほどでもない。そんななんでもない話を、読者の方から少なくとも印刷代をいただく形の同人誌にしてしまうのは、書き手と読み手の間のハードル設定として、ちょうどいいんじゃないかと思いました。
ただ、本を出した時は、インターネット上での宣伝が必要になります*3。わたしの宣伝ツイートが流れるたびに複雑な気持ちになってた方がいたら、それは大変申し訳ない。でもこういう同人誌をわたしが出してしまったこと、またすごく楽しんでいることは事実なので、すみませんとしか言いようがない。わたしがそういう人間であるという事実も変えられないので。
「そんなテーマじゃなくてこっちのテーマの同人誌を読みたい」や「作りたい」という人もたぶん出てくるんじゃないかと思ってます。めちゃくちゃ読みたいので作ったら教えてください。買います。というかそもそもわたしがやると人が偏るので、同じテーマでいいからいろんな人に出して欲しい……お願いします……。

ちなみに、最近こういうの「同人誌」じゃなくて「ZINE」っていうらしいですね。おしゃれだな!!

*1:ちなみにイベント当日以外は時間を貰ったと思ってないからな!!!

*2:これはあくまでへびこの感じ方です

*3:本が出て単に浮かれているというのもある

春日地区の出産・育児アンソロジー原稿募集

こんにちは、へびこです。
前回の第三十一回文学フリマ東京で自分の育児エッセイを出した結果、自分の話というよりかはいろいろな人の話を読みたいな……と思ったので、原稿を募集します!

企画概要

「春日地区」(旧:春日エリア/春日キャンパス/図書館情報大学等)にご縁のある方で、「出産・育児」に関するテーマの一次創作を集めて文学フリマで頒布したいという企画です。

主催

へびこ(@hebiko

参加資格

基本的には、下記のどれかに当てはまる方

  • 春日地区のどこかで講義を受けた/講義をしたことがある方
    • 春日地区がメイン活動エリアだった方(ulis/slis/klis/mast等)
    • 春日の体育館で体育の授業を受けたことがある方
    • 春日地区で講義をした経験がある方
  • 社会人大学院生で、東京キャンパスでslisの講義を受けたことがある方
  • 春日地区のサークル活動に参加していた方
    • 図情軽音やスト研など
  • 駅前のジャスコ(イオン)で買い物したことがある方

ほか、参加資格はないけど参加したいという方は主催までお知らせください。基本的には筑波クラスタなら大体OKくらいなつもりです。

また、あくまでテーマが「出産・育児」というだけであり、そのテーマに沿った原稿であれば、特にご本人に出産/育児の経験があるかどうかは問いません。

募集する内容

本文原稿

「出産・育児」をテーマにしていれば、俳句、短歌、エッセイ、漫画、イラスト、小説、何でもOKです。話題も明るい話から暗い話まで。
ただし、下記条件をご留意ください。

  • 頒布するイベントの都合上、一次創作に限らせていただきます。
  • 漫画やイラストでのご参加の場合はモノクロ原稿のご提出をお願いします(カラー原稿でいただいた場合、編集側でモノクロ原稿に変換させていただきます)。
  • 印刷仕様は、A5サイズの表紙カラー、本文モノクロを想定しています。

また、原稿と共に簡単なプロフィールを掲載したいと考えています。こちらは非公開にしたい場合は、その旨ご回答いただき、お知らせいただかなくて大丈夫です。原稿を提出いただいた方には、別途詳細についてご連絡させていただきます。

表紙イラスト

お子様のイラストをご提供いただける方が居ましたら、是非お願いします。
可能であれば、複数のお子さんのイラストを並べた表紙にしたいと考えています。
なお、誰からも提出がなければ主催の子どもが描いた絵になります。

原稿募集期間

2021年2月1日(月)〜2021年3月31日(水)
原稿編集期間を見込んでいますので、締め切りに間に合いそうにない場合は個別に主催までご相談ください。主催が編集を頑張ります。

頒布予定イベント

第三十二回文学フリマ東京(2021年5月16日)
新型コロナ等の影響で参加が難しくなった場合は、別の方法で頒布します。

お礼

できあがった本を1冊献本させていただきます。追加の部数が必要な場合はご購入をお願いします。
遠方の方には郵送します。

原稿提出方法について

文章(短歌、俳句、エッセイ、小説など)でご参加の方

テキストが抽出できるファイル形式であれば、形式は問いません。テキストファイル、Word、Google Docs等。ファイル共有方法もGoogle DriveDropBoxEvernoteによる共有など、参加者の方のご都合の良い方法で大丈夫です。
全体のボリュームが未定のため、フォントサイズや種類、行間等の細かな体裁は主催にお任せいただけると助かります。なのでできればPDF原稿よりはテキストファイル等の方がありがたいですが、何かしら絶対に再現したい体裁がある方は別途ご相談ください。

イラスト、漫画でのご参加の方

希望ファイル形式などを主催にご相談ください。できるだけ参加者の方のご希望に添いたいですが、こちらで開ける形式かを確認します。

表紙イラスト(カラー)をご提出いただける方

明るいところでスマホで撮った写真を送っていただければ十分ですが、スキャンデータ等でも何でも大丈夫です!ただ主催側で開けない形式の場合は別途ご相談させてください。

提出方法の相談について

主催のTwitterアカウントのDMを解放しますので、そちらでお知らせください。

FAQ

主催と面識がないけど大丈夫?

大丈夫です!ただ、連絡が取り合えるよう何らかの手段でのコンタクトをお願いします。

Twitterやってないけど参加したいです

Twitterをやってる主催の知り合い経由で、主催のメールアドレスを聞いてください。
すみません、Twitterを経由しないと個人情報が提供できないTwitterの妖精なので……。

参加しないけど購入希望です!

3月下旬〜4月上旬頃に部数の希望をお聞きしますので、そちらでお知らせください。
あまりたくさん刷る予定は今のところないので、ご希望の方はインプットいただけると確実です。

質問があります!

TwitterのリプライかDMで聞いてください。

Twitterで言ってたタイトル、誰かに怒られませんか?

誰かいいタイトルを教えてください。
このままだと「春日地区は出産・育児の夢を見るか」というタイトルになってしまう。

誰も提出者がいなかったらどうなるんですか?

単なるへびこの個人誌になります。なんてこった。

推しの香水を作った話

作ってからずっと気が狂ってるのでこの文章も気が狂ってたらすみません。気は狂っている。

友達から「推しの香りを作ったんだけどやばいので嗅いでほしい」と言われたのが先月。実際嗅いですごかったので「わたしも作りたい」と言って、作ることになったのが今月でした。時は師走。まさかこの時はこんなに大変なことになるとは思っていなかったのですが。

お世話になったところ

一部界隈で有名な「FINCA」さんで作らせていただきました。
http://kaoribarfinca.jp
FINCAさんでの提案いただけるのは、FINCAさんご自身で扱っている60種類以上のオリジナル香水の中から、1〜3つを選んで重ね付け(PILE UP)することでイメージの香りを表現するということです。つまり1から香りを作ったり、香水を混ぜたりということではないのです。いやないんですけど、この重ね方やチョイスする香りによって本当に香りが全然違うものになるので、これは実際作ってるのと一緒というか、もうなんか伝わらないのでみんな行ってくれ!!!って感じです。

ちなみに神戸にあるDanceさんはオーダーメイドフレグランスをやられたりなどしているというお話も聞いているので、ご興味ある方はこちらも。わたしはすぐにでもこちらにも頼みそうでやばい。推し香水は沼。

注意事項

FINCAさんでは、自分の推しの写真やイラストを見せたり、具体的な人物名やキャラ名を挙げることは禁止されています。あくまで「推し」を自分の語彙で説明することを求められます(なお一次創作ならこの限りではありません。あくまで著作権等に触れないように、という配慮)。
また、購入したものをSNSにアップしたりこうやってブログに書くことは自由ですが、あくまで「推し」や「応援している人」という表現にとどめ、具体的な名前を出してはいけないというルールがあります。これも、見た人が公式グッズだと勘違いしないようにという配慮ですね。ということでこの記事でも「推し」という表現でいきます。

流れ

予約

友人と3人(と経験者1人の同行)で伺うことにしてました。
予約サイトを見ると、3人以上の場合は2枠予約した上で備考欄にその旨記入してくださいとありました。よしそれなら2枠予約しよう!としたところ、1枠目で予約枠がいっぱいになってしまい「米(マイ)ったぜ!」と思いました。その後「すみません、2枠予約しようとして1枠しかできなかったのですが、大丈夫でしょうか…?」と直接電話して事なきを得ました。3人以上の予約の場合は最初から電話した方が良いのかな?と思います。イレギュラーな対応をさせてしまい申し訳なかったです……。また、同行者がいることも電話でお伝えし、OKというお返事をいただいたので一緒に行きました。このご時世なので、同行者の有無もあらかじめお店側にお伝えした方が親切かもしれません。

インタビューシート

インタビューシートが公式サイトの予約ページにPDFで掲載されているので、可能なら先に印刷して記入しておくとスムーズだと思います。
私は前日まで何を書くか悩みに悩みまくっていました。iPhoneのメモ帳に書いたけれども結局まとまらず、もう当日お店で出たとこ勝負で書こう……という気持ちになったので、事前に特に書いてはいきませんでした。
が、質問項目の中身と書くスペースは事前に確認しておいた方がいいと思います。裏まで書くのはNGなので、いかに小さいスペースで自分の推しを説明するかが大事です。

入店

手の消毒と検温をして、お店に入ります。店内の奥側にいくつかブースがあり、ブースにはパーテーションが設置されています。

インタビューシートの記入

事前に記入して来なかったので、入店後ガッと書きました。結局iPhoneにしたメモは見ず、自分が思うことをその場で書きました。ちなみに書いた内容がこちら。

◆香りのイメージをご記入ください
(性別/年齢/職業/性格/特徴/好きなところ/イメージカラー/モチーフなど)

  • 性別: 男
  • 年齢: 見た目は成人男性だが世に生まれてからは11ヶ月
  • 職業: 刀の付喪神
  • 性格: すごく真面目
  • 髪の色・イメージカラー: 白基調の薄い水色。イメージカラーは白、水色、ピンク
  • 初めて会った主人なのですごく大切にしてくれる。戦うことが本業だが、どちらかと言えば主人の側に居る方が好き(でも戦うと強い)
  • 身長193cmで更にニーハイブーツ(ピンヒール)を履いているのですごく大柄だけど、全体として美人な雰囲気なので威圧感はない。片眼鏡で、すらっとした印象。
  • 無垢・まじめ・色気と相反する要素をバランスよく持っているところが好き

付喪神というところは書くか迷ったんですが職業の説明が他にできなかったので書きました。なんか「なんのご職業なんですか?」ってどうせ聞かれるかなと思って……いや本当に職業が刀の付喪神って……なんなんですかね……?
ちなみに3人で行って同時にインタビューシートを書きはじめたにもかかわらず、わたしが一番書き上がるのが早くて自分の勢いが怖いなと思いました。勢いだけで生きている……。

カウンセリング: ヒアリング

ブースに案内され、店員のお兄さんにインタビューシートをお渡ししました。ここでどういう香水を作りにきたのか(もちろんプレゼント用や自分の好みの香りを調香していただくことも可能です!)を聞かれ、その後お店のルールなどの説明を受けます。今回わたしは特定のキャラクターの香りという回答をしたため、キャラ名をあげたりイラストをお兄さんに見せたりすることはNGだというルールを説明されました。
その後、「まずインタビューシート読ませていただきますね!」と言っていただき、スタッフのお兄さんがふんふんとインタビューシートを読みます。めちゃくちゃ恥ずかしい。
「結構最初から来てますね!なるほど、見た目は成人男性だけど生まれてからは11ヶ月……神様なんですね!」
「ハイ(胚)」
お兄さんがニコニコと読んでくれるので居た堪れなさが半減します。スタッフのお兄さん、本当に優しくてめちゃくちゃありがたかったです。

ここは完全に余談ですが、こんな話をしている後ろで、一緒に来た友達が別のスタッフさんに「お米がショーをして、お米の人気を高めるんです」って説明をしていて、スタッフさんに「お米がショーを?!」って言われてたのがめちゃくちゃ面白かったのでした。お米がショーを?!

ここからこのシートを元に幾つか質問をされます。この下のやりとりは記憶を掘り起こして書いてるのでたぶん割と抜け漏れが多いですしなんかこういう雰囲気なんだな、で読んでください……。
「ではいくつか質問をさせてください。かっこいい、綺麗、かわいいの中で、どのワードが一番ピンと来ますか?」
「綺麗です!!」
「イメージは男性的?女性的?中性的?」
「中性的ですね」
「結構背が高い感じみたいですが……体つきはどんな感じですか?結構筋肉質?」
「そうですね、背も高いですしかなり筋肉質です。ただ横に立ってて威圧感があるタイプではないですね、体格はいいんですけど、全体の印象はすらっとしてて」
「口数は多い方ですか?寡黙な方ですか?」
「口数は多くはない……ですね、すごく寡黙ってわけでもないですが」
「お仕事……は戦うことがお仕事とのことですが(インタビューシートを見ながら)、戦うとお強いですか?」
「はい、とても強いです」
「戦われてる時と、日常の側にいる姿どちらで作ります?」
「ふ、普段の側にいる方で」
「ちなみに、初対面のときの印象は?」
「割と冷たい感じかなって思ったんですけど、話してみるとそんなことなかったという感じです」
「ちょっと和風な方がいいとかあります?」
「あっそうですね!ちょっと和風なイメージなので、どちらかといえばそちら側だと……?」
なんか他にもいろいろ聞かれたと思うのですが忘れました!!!

こうやって改めて推しについて聞かれることで、推しの解像度がどんどん上がっていくのがわかりました。わたしは推しをこうやって捉えてるんだな、こういうところが好きなんだなということが改めて捉え直せるというか。まあそもそも夢女の推しの話って基本的にはインターネットでしかしないですし、現実の男性の店員さんに向かって淡々と推しのこと喋ってるの結構すごい経験でした。相手はオタクの友達じゃないんだぞ!!
高校生の時、当時やっていた夢サイトで仲良くなった同じく夢サイトの管理人の女の子と、池袋の男装喫茶で「もう……(特定キャラクター)しか愛せない……」って頭を抱えていた過去を思い出します。○○ちゃん元気ですか。へびこは変わらず元気です。

カウンセリング: 香りの提案

上記カウンセリングを元に、3つほど香りをご提案いただきました。ピンと来たものがあればベースにさらなる提案をさせていただきますので、と説明を受け、緊張しながら香りを嗅ぎます。
一つ目の香りは素敵な香りではあったのですが、ちょっと甘すぎるかつ大人っぽすぎて、推しとは少し違うかな?という印象でした。ちゃんと推しの香りに自分は気がつくことができるのだろうか、とどちらかというと自分のスキルに不安を持ちながら二つ目の香りを嗅ぐと。居ました。推しが。三つ目も嗅がせていただいて、こちらもイメージに近くはあったのですが、めちゃくちゃ二つ目がドンピシャでした。二つ目でいきなり推しの顔が見えてびっくり。スタッフのお兄さんは神なのか。
「えっすご……すごいですね……」と語彙を失っているオタクに、「何かもっとこうしたいとかありますかね?」とお兄さん(神)が優しく聞いてくれます。とはいえ、わたしは香水初心者。何を足せばどういう結果になるのかがわからない。というか二つ目の時点でかなりドンピシャでもうこれ以上があるのか?!という気持ちになってたので、本当にわからない。戸惑っていると、「例えば甘くしたいとか、もう少しスッキリさせたいとか」とお兄さん(神)からの助言が入ります。「うーーん違うかもしれないんですが、試しにちょっと甘くしてみてもらってもいいですか……?」と聞くと、また2つ目の提案をベースにいくつか出していただけました。これにより、柑橘系の香りを足すとむしろ推しから遠ざかることがわかりました。この近い遠いってなんなんですかね。でも嗅ぐと「「わかる」」んですよね。何を言っているかよくわからないと思うんですけど。わたしも何を書いているのかよくわからない。
あと、3つ目の提案をベースに他の香りも提案していただいて、こちらはより男性的で戦ってる時の推しに近いイメージでした。今回は日常の、普段側にいてくれる推しのイメージで作りたかったので見送ったのですが、戦ってるときの推しと考えるとドンピシャの香りで、これはこれで……今めちゃくちゃほしいので……またカウンセリング予約していくと思います!!!!これが沼です。
そんなこんなで、最終的に残ったのは2つ。ヴァンサンクムーンがめちゃくちゃ推しの香りのベースとして良かったので、残りは何と組み合わせるかでした。最初に組み合わせていただいたのがミルムで、次の「もう少し甘く」で組み合わせていただいた中にあったのがプラチナムスク。店内ではミルムと組み合わせた時の香りが近いかな?と思ったのですがプラチナムスクも捨てがたく、どうしよう……と嗅ぎまくっていたら、お兄さん(神)から、「店内結構甘い匂いになってますし、外で嗅がれるのもおすすめですよ!」との一言をいただきました。神の助言に従い「ちょっと嗅いできます!」と言って外に出て、交互に確認しました。やっぱり最初に選んでもらったミルムかも?と思って一度店内に戻り、「やはり最初の方かも……?」と言いながら「こっち?」という香水がかかっている紙を握り締めて戻ったら、お兄さん(神)に「それ最初の方じゃないですよ!笑」と優しく言っていただき、「!!!また嗅いできます!!」と言ってすぐ外に出ました。落ち着きがなさすぎる。
また外に出て深呼吸してから嗅いでみたところ、片方は出会った時の香り、もう片方は出会って少し柔らかくなった推しの香りだな……と思いました。では、どちらを選ぶか。とっても迷ったのですが、推しと出会って11ヶ月、まあこれは後者だろうなと思い、後者を選びました。なんか推しと関係が進んだ時みたいな香りがしてすごくよかったんですよね。ということで結果的に、最初に提案していただいた香りから「少し甘く」した香りとなりました。

香水の決定と写真撮影

ということで、今回は2種類の香水を組み合わせることにしました。最初にヴァンサンクムーン、次にプラチナムスクです。なんかこう、推しの落ち着いた感じと色気のある感じがすごく出てて、嗅ぐとウッ好き……ってなります。死ぬのかな。
その後写真撮影タイムで、選んだ香水と説明が書いてあるシートの写真が撮れます。素敵な枠も用意されていて、お兄さん(神)がいい感じに配置してくれました。枠は季節によって変わるそうで、わたしが行った時はちょうどクリスマスの枠で可愛かったです。また他の枠も撮りたい……。
(ちなみにフレームがイメージに合わなかったらフレームなしで撮影してOKだそうです、経験者の友人談)
あとこの時に花型の紙に香水を振りかけていただけるのですが、これが本当にいい匂いでずっと嗅いでいたい……ってなって大変でした。大変だったんです。

支払い

1種類が2400円くらいなので、組み合わせた数だけ支払います。わたしは2種類なので2種類分。ここでアトマイザーも購入できます。わたしは正直アトマイザー買っておけばよかったなと後悔しているので次行ったらマジで買いかねない。助けてくれ。

その後

一緒に作った友達2人と、すでにもう作っていた友達1人、自分含めて計4キャラ分の香りを嗅いだのですが、それぞれ全然違くてめちゃくちゃ面白かったです。推しの数だけ香りがある……。なんかこの時ずっと花型の紙を手に持ってたので大変だった。大変でした。手にいい香りが移って。こんなの推しと手を繋いだ後のわたしじゃん……ってなって本当に大変なんですよ。無限に元気が出る。
帰りに友達から「絶対に枕に吹きかけてはいけない。興奮して眠れなくなるから」って言われたんですけど、「よっしゃやるわ!!」となり、枕まではいかなかったもののタオルに吹きかけてそのタオルと一緒に寝ました。寝るところまではよかった。よく朝起きた時に「居る?!」ってなって目が覚めた時が本当にやばかったです。完全に共寝している……のでは?(していない)
なんか色々なブログを読むと「風呂上がりのタオルに吹きかければ、彼に頭を拭いてもらえますよ!」とか強いワードが飛び出してすごい。まだそこまでできてないです。が、そのうちやったらごめんなさい。
わたしが言える遺言は「推し香水はいいぞ」だけです。みんなも作って一緒に「助けてくれ」って言おう!!!!!わたしからは以上です。

宣伝

どくなかのお姉さんとえりつぃんと3人で文学フリマに出たときの合同誌、PDF売りしてます。
https://amamayaunduy.booth.pm/items/2568393
ご興味あればどうぞ。へびこはメンヘラと美容みたいな感じで、パーソナルカラー診断とコスメカウンターに行った話を書きました。(これに関してはもっと強いメンヘラエピソードがあるだろ本気を出せと言われたのですが、Vol.2にご期待ください。Vol.2があるのか?)
そういえば文フリのお礼と感想のブログを書こうと思っていたのにどうして推し香水のブログを書いているんだ。

パーソナルカラー診断を受けてきた

パーソナルカラー診断に行ってきました。
(10/15: お店の許可をいただきましたので、受けた場所を明記しました)

なぜ行くことになったのか

2020年夏、水色のキャラクターを単推しで好きになってしまったからです。
https://twitter.com/hebiko/status/1308013700435992576

この時点の自己診断はイエベ秋で、自分で思う似合う色は赤とかオレンジ。水色やパステルカラーは人生で一度も似合ったことがありませんでした。推しの色を身につけようと思ってもおそらく身につけられない絶望。

もう推しのカラーを身につけるためには一度死んでブルベ冬になるしかないのか?とツイートしたら、友達から「ブルベ冬も青は結構色を選ぶから、狙うならブルベ夏だよ」と言われました。全ての前提知識が間違っている。

でもパーソナルカラー診断に行けば、似合う色も教えてもらえるし、そうじゃない色の取り入れ方も教えてもらえる(?)という話をTLで聞き、よしじゃあ推しのカラーの取り入れ方を聞いてくるか!!となって、友達に紹介してもらったサロンをそのまま予約しました。

まあ月末に30歳になるしそろそろ見た目もちゃんとしたいよね、ということで。(30代楽しくしようキャンペーンを個人的に開催しています)

何を受けたのか、お値段

友達にFBパレットさんを紹介していただき、パーソナルカラー診断単体を受けました。
https://www.fbpalette.com/index.html
お値段は、パーソナルカラー診断単体で13000円です。相場がよくわかってないですが、個人的には適正値段だと思いました。

今は骨格診断とか顔タイプ診断とか色々あるようなのですが、次の理由でパーソナルカラー診断単体にしました。

  • パーソナルカラーは一生変わらないと言われているらしい
  • 美容に対するレベルが赤ちゃんのわたしが色々オプションを付けてもかえって混乱しそう。とりあえず色だけ知ってとっかかりにしたい
  • 信頼できる友達が紹介してくれるところが、パーソナルカラー診断単体のみ受付だった(自分でイチから受ける場所を調べるのが大変だなと思った)

結果的にわたしに関しては単体の診断で正解かなと思いましたが、まあ人によると思うので、参考程度に。

実際の流れと感想

予約する

紹介者の友達が一人同行します、と友達の名前を書いて予約しました。

予約時間に現地へ

ノーメイクか薄化粧で来てくださいと予約返信メールに書いてあったので、コロナでマスクもしてるしまあいいかとノーメイクで行きました。まあ普段も薄化粧なので……。
持ち物はとりあえず普段使っている化粧品一式。

春夏秋冬を診断

布を当てながら、春夏秋冬どのタイプかを見ていきます。
診断に来るまであんまり意識してなかったのですが、春夏秋冬ってたとえば「赤」として表現できる色はだいたいどれにも含まれてるけど、それぞれ細かいCMYK値が微妙違うという感じなんだな、ということがやっとわかりました。「赤」で雑に括ってはいけないし、わたしの推しの「水色」も一口に「水色」と言っても幅があるぞ……という気づき。もう少し繊細に色を捉えていく必要があるな、と理解しました。仕事ならできるのにファッションだとできないのはなぜなのでしょうか。レベルが赤ちゃんだからですね。

わたしに関しては、自己診断の通りイエベ秋でしたが、唇の元の色はすごくローズ(冬)っぽいので、オレンジ系の口紅を塗ったほうが全体の印象がしっくり来ると思うと言われて、「な、なるほど〜〜」となってました。
実は、小学校高学年の時に、同じことを言われた経験があります。当時、プロの方にメイクをしていただいて、「あなたは水色よりもオレンジや赤とか、暖色の方が似合う。大人になってお化粧するようになるときも、たぶんオレンジのリップを使うといいよ」と言われていました。大人になっても同じことを言われている……パーソナルカラーが変わらないって本当なんですね。(ちなみに水色はセーラーマーキュリーからの系譜で大好きで、当時はよく水色の服を着ていましたが、これ以降暖色を着るようになりました。素直〜〜)

ちなみにこのときに「推しが水色なんですけど……水色とか……厳しいですかね……」と聞いたら、やはり厳しいとのことでした。ターコイズくらい濃い水色や、水色でもくすんでいる系の色なら取り入れられるかもね、というアドバイスをもらいました。水色・黄緑が混ざってきたような色なら合うかもとのこと。もし今後推しの晴れ舞台に行けるようなことがあればターコイズを身につけよう……と心に決めました。

あと、この日はネイビーの服を着て行ってたのですが、「ネイビーは似合わないからやめよう!」と一刀両断されて笑いました。そういえば20代前半の時に結婚式お呼ばれ用パーティードレスが欲しくて、マルイで探していたら、お姉さんに「若いのに!ネイビーなんてだめです!!こっちにしましょう!!」って言われて買ったのが濃いグリーンのパーティードレスでした。今回濃いグリーンは似合う色だよと言われたので、マルイのお姉さんはプロだな……と思いました。あの時のマルイのお姉さん、わたしネイビーのドレス探しにきたのになあ……とか思ってすみませんでした!そういえば合わせて選んでもらったベージュのパーティー用の靴やバッグも今回似合うと診断された色ですね。プロだなあ!!!

今回選んでもらった色が、大学生の時ちょっと挑戦して買ったときにすごく友達から褒められたスカートの色だったりとか、小学生の時に親のチョイスでよく着てた色だったりして、なるほど周りのみんなはわたしに似合う色をよく見てくれてたんだなあという納得感がすごかったです。あと、厨二病全盛期にめちゃくちゃ黒い服を着てたんですがまあすごく似合ってなくて(自覚はあった)、やっぱり黒は似合わないんだなあという認識がきちんと持てました。就活スーツもびっくりするくらい似合わなかったなあ……。「色」を通して自分の人生を振り返っている感じがして面白かったです。特に今回一緒に同行してくれた友達が、小学生の時からお互いを知っている子だったからというのもよりあるかもしれませんが。

化粧品チェック

普段使っている化粧品を出して、色を見てもらいました。
わたしは就活始める時にマ○キヨのコスメカウンターに駆け込んで「就活で使える化粧品ください!」って言ってそのまま買ったやつを惰性で使い続けていたので(なくなると同じやつを買い足してた)、なんというか地味というか、色がないというか。
そんなわけで「これはNG」というのはなかったのですが、足すとよい色などを教えてもらいました。わたしが足すと良さそうだったのはアイシャドウはゴールド。あとはカーキ系なんかを取り入れてもいいかもね、とのこと。
あとイエベ秋の人は顔に色がないことが多いので、オレンジ系のチークをしっかり目に入れるとか、ブラウンやオレンジ系のリップを入れるとか、そういう色味を足していくといいでしょうとのことで、納得感がありました。いつもなんかチークを入れてもそれっぽさが出ないなあと思っていたのは、そもそも自身の顔に色がないことと、チークの色の選択が間違ってたからなのかな?とか(これまでは何も考えずにピンク系を使っていたので)。この辺はまた買って入れてみて、どうなるかをみてみたいなーと思ってます。あと色持ちの良い化粧品ブランドを教えてもらったりしました。

お化粧タイム

たぶん普段ちゃんと化粧してる人ならもっとちゃんと時間がかかると思うのですが、普段からめちゃくちゃ薄化粧で時間もかけてないので即終わり、「もう少ししっかりやったほうがいいかもね!」とアドバイスを受けました。その通りすぎる。なかなかお化粧についてアドバイスもらうことないので具体的にレクチャーいただけて助かりました。

ベストカラーの選択

お化粧した状態で、秋の中でもどの色がより似合うかを、実際に布を当てながら選んでいきます。ここで似合う!と言われた色はもう何も考えず服買っていいよと言われました(笑)
わたしは結構秋のカラーセットの中でも明るめの柔らかい色が似合うと診断されたかな?と思います。サーモンピンクとかマスタード色とか。今手持ちの服にはないのでどんどん買っていきたい。

パーソナルカラーの冊子をもらう

パーソナルカラーの色名と、小さい布がファイリングされた冊子を最後にいただきました。ベストカラー選択の時に、より似合う色と診断されたものにはシールが貼ってあって、後から見てもわかるようになってます。
この小さい布が実際に入っているのがよくて、服屋さんに行った時や自分の手持ちの服を見る時に、実際にこの布をファイルから出して当てながら色を見比べられるのがよかったです。やっぱりパーソナルカラー系の書籍の印刷のCMYKで出てる色や、電子書籍のRGBで出てる色だとちょっと(わたしが素人なのもあって)似てる似てないの判断が難しいなと思ってたんですが、布同士だとより比較しやすい。まあそんなに色と比較して厳密に見るよりは、多分実際に当ててみて見る方がいいんですけど、最初のとっかかりとして指針があるのはありがたいなと思います。

ちなみにこの冊子を作っている間に、ファッション雑誌を見ながら「こういう服がいいよ」「こういう色ならこのくらい光沢ある生地もいいかもね」「この組み合わせなら、上の色を変えればあなたでも着れる」など、実際の例を挙げながらアドバイスもらえたのが本当に良かったです。

受けてよかったことなど

三者からアドバイスがもらえた

「色」を基軸に1時間半くらいひたすら雑談しながらアドバイス貰えるのは個人的には良かったです。わたしは素人の事柄に対していきなり色々混ぜ込むと混乱するタイプなので、とりあえず「色」一本の基軸のなかでどんどん話を広げたり深掘りしたりしていただけるのが個人的にはよかったなあと思います。骨格診断もここに追加されていたら情報の洪水で死んでいたのでは?
ただ、今回行ったところはきちんと似合う服についても言及してくださってくれて、「あなたはすごく中肉中背のふつうの体型だから、ふつうの服をふつうに着るとすごく無難な人になるから気をつけて。もう少し服装や髪型に動きを出すといいかもね」とアドバイスをいただいて、実際にこういう髪型や服装はどう?と色々アドバイスいただけてよかったです。いや本当に、無難な人間の形をしているんだよな……と自分でも思うんですよね……めちゃくちゃよくいる量産型オタクっていうか………。
あとわたしはここまでろくに化粧というものを勉強せずに来てしまったので、おすすめのブランドとかも教えていただけて助かりました。次はコスメカウンターに行くぞ!あと、メガネについてもアドバイスいただけて助かりました。メガネを買うぞ。

「色」の服が怖くなくなった

まあ大学生のときは割と好きな服を好きなように着てたのですが、特に社会人になってから「無難なオフィスカジュアルを……」という服の選び方にどんどんなっていました。結果「無難」がよくわからず、ネイビーとか黒、白を基調にしたオフィスカジュアルの服を選択しがちだったんですよね。色がついているものを買って失敗するのが怖くて。
ただ、今回パーソナルカラー診断を受けて、「むしろわたしはネイビーや黒は死ぬほど似合わない」ということがはっきりしたのと、逆にこの色に置き換えるとよいという色を教えていただいたので、「この範囲内で選んでいいんだ!」という選択肢が逆に広がった気がします。「パーソナルカラー診断で選んでもらった色なんだから、わたしに着る資格がないとかはないし、大丈夫」みたいな心の免罪符ができたというか。これはわたしにとってすごく大きい変化です。とりあえずネイビーの服は引越しに当たって捨てます。今後は全部カーキとかオレンジにするぞ(?)

服屋さんに入りやすくなった

三者に選んでもらった「色」が心の免罪符になる、という効果の一つですね。今までデパートの服屋さんとか、気になっても入れないとか、逆に入っても何が自分に似合うのかわからない……という感じになっていたのですが、「あの『色』ならわたしに似合うかも?」という一つの考え方のきっかけができたのが、すごく服屋さんに入りやすくなりました。
そもそも10〜20代前半を「こんなブスで生きててすみません」みたいな気持ちで生きてきたので、自分がかわいい服屋さんに居るなんてよくないんじゃないかみたいな気持ちが割と抜けてなかったのですが、「あの『色』の服なら大丈夫」という心の免罪符があるのはめちゃくちゃ強いな……と思いました。メンヘラはパーソナルカラー診断を受けろ。まああと単純に加齢で「もう元が綺麗とか綺麗じゃないとかそういう話じゃないな……」と思い始めたのも大きいですが。加齢はメンヘラを救いますね。メンヘラは歳をとった方が楽しく生きられる気がしている今日この頃です。

ファッション雑誌を読むのが楽しくなった

今まで漫然と読んでいたファッション雑誌!正直創作小説を書く時の登場人物のファッションの参考にしかしてなかったんですけど、ここにきてやっと「自分が着るなら」という視点を持てるようになりました。これもやはり「色」で切り分けて見られるようになったのが大きいです。一つ切り分けの視点を持つだけでこんなに違うんだなと思ってすごく面白くなりました。今はKindle UnlimitedでOggiを眺めて勉強してます。

行くときにあるといいもの

同行者

いろいろなことを聞けるし言われるので、自分でメモとってる暇がありませんでした。なので、友達と一緒に行って片方にメモをとってもらうのがいいと思います。
あと、できれば自分とカラーが違いそうな人がいるといいです。わたしは紹介者の友達(ブルベ冬)に同行してもらいましたが、同じ布を当ててもここまで顔色違うのか!というのがわかってとても面白かったので。
自分が同行者になるときは、メモできるノートとペンを持っていきます。わたしを同行者にしたい人は言ってください。

普段使ってるメイク道具

これはカラー診断受けるときに言われることが多い気もしますが、普段使ってるメイク道具を持っていくと、色の良し悪しやより足すといい色などを教えてもらえます。
わたしは普段引くほど薄化粧ですし、なんなら今使ってるメイク用品はイチから買い直そう!!って感じだったんですけどね。

受けた後に服屋を回る時間

パーソナルカラー診断を受けた直後、もらったカラーセットの布のファイリング冊子を持って、同行してくれた友達と一緒にユニクロとマルイに行きました。受けた直後だと記憶も新鮮ですし、服屋に入った時の視点が自分で変わるのがわかってすごくよかったです。鉄は熱いうちに打て。
あと、今回同行してくれた友達が先駆者だったこともあり、「あなたならこの色が似合う」「ほら、わたしに当てるとダメだけどあなたならいける」「逆にこの色はNG」など、一緒にお店を回りながらめちゃくちゃアドバイスくれるのがよかったです。本当にマジ感謝。
ちなみに結局マルイで気に入ったワンピースを試着して買ったのですが、お姉さんに「イメチェン目指してて……」って言ったらめちゃくちゃ優しくしてもらえて最高でした。おねえさんありがとうございました……また服買いに行きます。かわいいワンピースが似合うわたしになるぞ。とりあえず靴とか髪型とかメイクとか一つずつなんとかしていきます。俺たちの戦いはこれからだ!

50代くらいになったときに小綺麗な無理のないおばちゃんになれるように、今ならトライアンドエラーしていこうと思います。人生は長いぞ〜〜!

産後あって良かったモノやサービス(身の回りのもの編)

前回のシリーズ物で、今回は「身の回りのもの編」になります!どういうカテゴリなんだという感じなんですけども。なんかこう、子どもの身の回りで使うようなもので、あってよかったな〜みたいなものを。こういうものは家電よりよっぽど人によると思うので、7割くらい自分用のメモです。

また、今回ピックアップしたものは、出産直後にAmazon Wish List(というかベビーレジストリというか)や、その他直接お祝いをいただいたものを含まれております。この場を借りて重ねてお礼を申し上げます。本当に役に立っております、ありがとうございました!!

また、読んでくださった方で、他にも「こういうのがおすすめだよ!」などあればコメントやら何やらで教えてくださいね。

書いた人のプロフィール(参考情報)

  • 一人の子持ち(初出産)
  • 里帰りなし、手伝いはあり
  • 産後3ヶ月半で復帰、フルタイム勤務(コアタイムありのフレックス、在宅勤務も一応可能)
  • 両家やや遠方なので保育園の送迎、子どもの病気等は夫婦で対応
  • 家は狭い(家事を回すには家が狭いのがマジで重要だと思ったので書きました)

あと何を書いたらいいのかわからない。気になることは聞いてください。

次から本題!
ここに一覧つけたかったですがスマホの限界を感じたのでスクロールして見てください。ごめんな……(乙女ゲーよろしくそっと抱きしめる)

抱っこ紐(エルゴ オムニ360 クールエア)

日々の保育園の送迎で使ってます。
本当はエルゴアダプトにしようと思ってたのですが、その時たまたま品切れで、まあいいかとオムニ360を購入。
アダプトとオムニ360の大きな違いは前抱きができるかどうかだと認識してます(他に何かあったら指摘をお願いします……)。前抱きだと正面がよく見えて楽しいみたいで、ちょっと近所のスーパーまでお買い物、ちょっとお出かけみたいなときは前抱きにしてます。あとは、すれ違う人から「あらかわいいわね〜」みたいな目で見られるのが楽しいくらいでしょうか。あると楽しいけど、まあ必須の機能かと言われると別にそうでもないかな……?くらいな感じでした。個人的には。ただ子ども本人は楽しそうなのでそれは本当に良かったです。
エルゴに関しては新生児の時から使えて中に入ると割とよく寝てくれて、満足しています。付けるのもかんたんです。
ただ、抱っこ紐でいうと、コニーの抱っこ紐が評判良さそうだし中に入れたまま寝かしつけ→そのままベッドへ……がしやすいと聞きました。欲しかったのですが、なんとなくタイミングを失して買えませんでした(まあ今回育休があまりに短すぎて、家で昼間寝かしつけすることも少なかったというのもあり)。二人目をもし産んだとしたらそのタイミングで欲しいところですね。

ベビーカー(アップリカ ラクーナ ソファクッション)

アカチャンホンポで色々押してみて決めました。A型ですね。
ベビーカーにはA型と呼ばれるものとB型と呼ばれるものがあり、A型は新生児から使えるが重い、B型は首と腰が座った生後7ヶ月頃から使えるベビーカーになります。今から考えると、A型はレンタルにして購入はB型にすべきだったのか?とか思いますが、今のところは困ってないです。これから困ったら考えます。
問題は、保育園の送迎をベビーカーでするなら(座れるなら)B型にしてくださいとお願いされていることなので、子どもを抱っこ紐で運ぶことが辛くなってきたときかな……という気も。

コンビ除菌じょ〜ず

哺乳瓶の消毒に。ミルトンに漬けるのは面倒で……でもミルトンはミルトンで一応持ってます。あんまり出番なかったかな。

オムツのゴミ箱とBOSS消臭袋

夫がいろいろ検討してたんですけどこのスタイルになりました。なんでこの構成になったんだ?たぶん所謂オムツ消臭ポッドみたいなやつは独自の消耗品(カセット等)が必要だけど、これなら要らないから……みたいな理由だったのかな。わからん。でも特に困ってないです。
BOSS消臭袋は全然臭い気にならないのですごいなと思います。なんか100均のなんとかの袋がいい〜とかいうのもTwitterで見たような気がしますが、働く人間はマジでAmazonで買えるかどうかが生活を左右するのでAmazonで買えるものでいいのです。Amazonを信じろ。

ペットシーツ

まあこれは人によりけりだと思うのですが。
友達にオススメしてもらってめちゃくちゃ重宝してるのがこれです。オムツ替えのときに、布のオムツ替えシートの代わりに使用してます。
うっかりオムツ替え中に子どもが暴れて汚れても即捨てられます。新生児時期のオムツ替え時におしっこされても無問題!子どもが大量のウンチをしてもうどうにもならない時もまあこのシートひいておけば汚れてもいいか…があるのはかなり楽でした。

100均のドレッシングの容器

水を入れてうんちのオムツの時のウォシュレットに使います。特に新生児の時はうんちの回数が多く、お尻がかぶれがちなので、これでケアしたのが結構よかったみたいです。
上のペットシーツと組み合わせると、うっかり水がオムツ外滲み出してしまった!みたいな惨事も避けられます。

コンビ ベビーレーベル ネイルケアセット

わたし自身が、不器用が服着て歩いてるレベルの不器用です。そのため、子どもの爪を切ることにめちゃくちゃ不安がありました。絶対にうまく切れる気がしない。
という悩みを解決してくれたのがこのネイルケアセットです。削って整える感じなので、子どもの指を切る心配はゼロ!!本当に助かってます。不器用の味方!
とはいえ生後半年くらいから、足の爪とかは厚いのでこれで削りにくくはなりました。なので、普通の(ベビー用の)爪切りと併用してます。
今の悩みは完全におもちゃの形状だと思っていて掴んで遊びたがって落ち着いてネイルケアさせてくれないことかな…………

ベビーベッド

ベビーベッドで寝ない赤ちゃんもいるらしいのですが、うちの子はまだよく寝てくれています。購入ではなくレンタルしてます。
どうしても寝ない時は大人のベッドで添い寝して、熟睡したらベビーベッドに移す……みたいなのをやってますが、これが通じるかどうかは子どもによる気がしますね……。
ちなみに部屋がマジで狭いのでバウンサーの類はないんですが、保育園でたまにバウンサーの上で爆睡してるのを見ると、あると楽なんだろうなあ〜とおもいます。部屋が広かったら買ってただろうなあ。
あと自動で揺れるバウンサー?ハイローベッド?なんかも、子どもによってはいいんじゃないかなと思いました。ただしこれも、部屋が広ければ……うちに置く場所は残念ながらなかったです!解散!

ベビーバス(リッチェル ふかふかベビーバス)

レンタルではなく、空気入れて膨らませるやつを買いました。わたしは大人のお風呂OK(1ヶ月検診でOKが出たら)になった後は大人のお風呂に入れてましたが、夫は「ベビーバスの方がいい!」と言って、結局今でも使ってます。かなり長いこと活躍してるお風呂です。ちなみに一時期、お座りからハイハイの姿勢に移行できるようになった結果、お風呂から出るような動きをするようになり、これ以上の使用は危険だと判断しましたが、おもちゃを浮かべておけば気がそれて問題なしだったため、そのまま使ってます。うちの子、気になるものがあると一直線に向かっていく……。
ちなみにおすわりが安定しなかった頃は、わたしが一緒にお風呂に入る時、扉側に横向きに?立てかけておいて、万一子どもが倒れてもふかふかで大丈夫状態にしてました。いやお風呂用ベビーマット敷けよって話なんですけど……敷いてないので………ていうか家が狭くて敷く場所はあるけどしまう場所はない。風呂用のベビー椅子も置く場所がない。
ちなみにシンクで子どもが洗えるみたいなタイプのものは準備しませんでした。これも……ひとえに家が……狭いので………シンクで子どもを洗えるわけがなかったので………。ただ、シンクで子どもが洗えるスペースがあったり、子どもが二人いたりしたらめちゃくちゃシンクで洗うタイプは便利なんじゃないかなとおもいました。

バスローブ

冬のワンオペ風呂に必須。悪いこと言わないので2着くらい買っておきましょう。ニトリのバスローブ買いましょう!ネット通販もある!!
子どもと一緒にお風呂から上がったタイミングで、とりあえず大人はバスローブ1枚着れば全く冷えません。すごい。あとはもう子どものことだけ気にしていきましょう。生後2〜3ヶ月の頃のワンオペ風呂、わたしはバスローブのままお風呂ごの授乳までやってました。
夏はまあ(自分が気にしないなら)全裸でなんとかなるので使ってないですね。

メルシーポット

言わずと知れた電動の鼻水吸い機。夏になってからあんまり出番ないですが、冬はめちゃくちゃ重宝してました!!赤ちゃんって自分で鼻をかめないんですよね。これで鼻水を吸ってあげると、鼻の通りがよくなってスッキリするのかよく寝てくれる、ということもありました。まあ吸ってる間はギャン泣きなんですけど。
ただ結構大きいので、設置と片付けがちょっと面倒です。いや置きっ放しにできればいいのかもしれないのですがうちは狭いのでそんなスペースはありませんでした。ガッツリではなくてちょっとした時用に、小さいハンディータイプも欲しいな……とか思ってるんですが、自分の誕生日にでも買おうかな……。
ちなみに親が口で吸うタイプもあるのですが(安いしコンパクト)、保育園児を持つ親の重要テーマの一つはいかに子どもから風邪をもらわないかなのに、口で鼻水なんて吸ってたら病原菌ダイレクトだなと思ったので今のところ一度も使用してないです。一応持ってはいます(友人の結婚式のカタログギフトで赤ちゃんケアセットを頼んだため)。ただ、人によっては電動より口で吸った方がよく取れる、という方もいるみたいです。

自動搾乳機

仕事に復帰する、母乳がよく出る母親向け。なぜなら、初期は勝手に漏れ出てくる母乳が母乳パッドに収まらず、母乳が滲み出てきて服が母乳まみれとかいう大惨事になるからです。いいですか。産後半年以内に復帰する人は必須です(個人の感覚です)。
ふつうに仕事中に乳が張ってきてつらいので、復帰当初はトイレの混んでない時間を見計らって、適宜トイレで搾乳してました。手動のものもありますが、手動でシュコシュコやるのは腱鞘炎になりそうだな……となったのと、自動搾乳機で問題なく絞れたのでこちらを採用。
とはいえ、職場のどこで搾乳するか?も問題です。会社に頼んで会議室を貸してもらうか、もしくは混んでないトイレがあるとご迷惑をかけずに絞れるので、この辺りは環境に合わせて検討ください。ちなみに、この間中国人の同僚から「アメリカの会社には搾乳室があったよー!まあおじさんの寝床にもなってたけど(笑)」と言われました。日本にも搾乳室作ってほしい。日中の搾乳は、産後5ヶ月すぎる頃にはだいぶ乳も落ち着いてきて、やらなくて済むようになってきました。ただ今(8ヶ月)でも家帰る時はやや張り気味です。
あとは飲み会に参加して帰りが遅くなった時なども乳が張りがちなので、そういうときにサクッと絞ったりしてます。
難点といえば、音が結構うるさいのが難点かもしれません。夫に「うるさいんだけど」とめちゃくちゃキレ気味に言われたことがあります。お前を乳腺炎にしてやろうか?

お名前スタンプ、テプラ

わたしめちゃくちゃ字が下手なんですよ。子どもの持ち物に手書きなぞ極力したくない。したくない!!というお気持ちを叶えるのがお名前スタンプとテプラです。
お名前スタンプは楽天でみなさん適当に好きなものを選んで発注してください。保育園の服に大体これスタンプしてます。保育園に持っていく服、地味に大量なので、名前付けがこのスタンプで済むのめちゃくちゃ楽です。
ちなみに、使用後はメルカリで売りたいから直接スタンプするのはちょっと……という方がいることも知ってます。わたしに関して言えば、もう売るとかそんな気力ないので気にせずスタンプスタンプ。メルカリに出品する気力と時間があったらモンハンやりたい。一狩り行こうぜ。
テプラは保育園で使うコップやら哺乳瓶やらにはりはりしました。これから子どもが小学生になったりしたらまたお道具箱にはりはりするのかな……などと思っています。

プーメリー

ここからおもちゃのターンですが、プーメリーは神のおもちゃでした。
生後2ヶ月くらいから追視*1ができるようになってきたのですが、ベビーベッドに設置したところ、結構ご機嫌で眺めてました。とはいえ気が逸れるのは持って3分とかだったんですけど、この3分が大事なんです。3分あればトイレに行ける!
その後も子どもが成長するたびに組み替えて、8ヶ月の今はおすわりの状態で遊ぶおもちゃになってます。将来的にはつかまり立ちをするときのおもちゃになるのではないでしょうか。色々な人に「プーメリーはすごい」「プーメリーはおすすめ」と言われた理由がわかりました。

泣く子もケロリ!魔法のラトル

なぜかこれを振ってあげると泣き止む魔法のおもちゃでした。シャカシャカ音が絶妙なのかもしれません。新生児から。

オーボール

みんな大好きオーボール。世の中のベビーカーを観察するとかなりの確率でこれが付いてます。
網目状のボールになっているので、低月齢時から掴みやすく、音もシャカシャカ鳴るのがいいみたいです。ズリバイをしている今も、これを追いかけています。息の長いおもちゃです。

などと書いてたら長くなったので一旦ここで切ります!次は気が向いたらサービス編です。気が向いたら。

*1:目で物を追いかけること。生まれたばかりの赤ちゃんはあんまり目が見えていないので、生まれたての時はできない

産後あってよかったモノやサービス(家電編)

なんとなく自分用にもまとめようと思っていたことを放出します。勢いで書いたので誤字脱字には目を瞑るかこっそり教えてください。余裕あるときに直します。

だらだら書いてたら長くなったので、とりあえずこちらは「家電編」です。あと小物?などの「身の回りのもの編」「サービス編」、余裕があれば「離乳食(初期〜中期)編」まで続きます。たぶん。余裕があれば。

あくまでわたしの場合はこれが便利だったよという体験談であり、効果には個人差があります。誰かの何かの参考になれば幸いです。

また、他にも「こういうのがおすすめだよ!」などあればコメントやら何やらで教えてくださいね。

書いた人のプロフィール(参考情報)

  • 一人の子持ち(初出産)
  • 里帰りなし、手伝いはあり
  • 産後3ヶ月半で復帰、フルタイム勤務(コアタイムありのフレックス、在宅勤務も一応可能)
  • 両家やや遠方なので保育園の送迎、子どもの病気等は夫婦で対応
  • 家は狭い(家事を回すには家が狭いのがマジで重要だと思ったので書きました)

あと何を書いたらいいのかわからない。気になることは聞いてください。

そんなわけで下から本題です。

共働き三種の神器とその他家電

  • 食洗機
  • ドラム式洗濯乾燥機
  • ルンバ

言わずと知れた共働き三種の神器は育児に必須と言っても過言ではありません。
個人的に優先度は食洗機≧ドラム式洗濯機>ルンバですが、それは個人個人何に重きをおくかですかね。
ただ言えるのは、特に冬の新生児の世話は手が荒れに荒れまくるので、食洗機は大切です。

その他家電としては次のものが挙げられます。

それぞれ詳細なメモは下に。

食洗機

今ビルドインではない食洗機はほぼPanasonic一択です。Panasonicの中で何を選ぶかですが、これは設置スペースなどと相談して決めるのがいいかなと思います。
まあ詳しくは夫のブログでも見てください。
http://monoqlo.hatenablog.com/entry/2018/12/31/153001
家電系はこっちを見た方が早いな?とおもいましたが続けます。

食洗機に取っ手の取れるT-falの鍋・フライパンを合わせるのが最強と友人に教えてもらってお祝いに頂いたんですけれども、本当に最強でしたね。手洗いのものが少なく済むというだけで料理のモチベーションUP間違い無し!です。

ドラム式洗濯乾燥機

予算が許すなら、洗剤を勝手に入れてくれるタイプにしましょう。洗剤を計量して入れなくていいその一手間の削減がめちゃくちゃありがたくなるその日が来ます。子どもはその一瞬で泣き始める!!
そんなわけで当時はその機能がPanasonicにしかなかったのでPanasonicを選定しています。ただ、今はHITACHIのドラム式洗濯乾燥機にも入ってるらしい?ので、あとは店舗で店員さんに特徴を聞いてみてください。
何しろ赤子は吐く!漏らす!がまあ割と日常茶飯事なので、洗濯〜乾燥まで勝手に終わらせてくれるのはめちゃくちゃ楽です。タオルもふわふわ仕上がりで満足。

ルンバ

全然詳しく無いのでこれも夫のブログを見てくれ。
http://monoqlo.hatenablog.com/entry/2018/12/31/153001
わたしは正直床に髪の毛が落ちてても全く気にならないタイプ、というかどんどん部屋が荒廃していっても全く気にならないタイプなんですが、夫は違うので、夫の機嫌を保つのにめちゃくちゃ活躍してくれててありがたいです。
ただ最近子どもが縦横無尽に部屋中ズリバイしまくっているので、「ああそこは掃除機かけてない!」とかがなくてよかったです。
(まあその点だともしかするとブラーバの方がより適切なのかもしれませんが、まあ)
あと人が行けないベッドの下とかをガンガン掃除してくれるのがありがたいですね。いい子だ。

大きい冷蔵庫

といっても4人家族用くらいのまあ標準的な?ファミリータイプの冷蔵庫でいいと思うのですけれども。
働く人間の味方の冷凍食品をたくさん保管できるタイプがいいと思います。まあ最近各社そういう路線なので何を選んでもそうなる気はしますが!
ちなみに2人の子を育てる友人が更に冷凍庫単体タイプを購入していて、いやそうなるよなあと思いました。冷凍庫がたくさん必要。

ホットクック

「自動化してくれるって言っても加熱のところだけでしょ?結局野菜は自分で切らなきゃいけないんでしょ?一番面倒なのは野菜を切るところなんだから、時短できてなくない?」などという声が聞こえますが、ノン!(CV斎宮宗)、子どもがいると加熱の工程が大変なんです!!!!
あとは煮るだけ〜で煮てる時に子どもが泣き始める、火の元は見ておきたいけど子どもがウンチをした気配がする、仕方がないから一旦火を止めて子どものオムツを替えて……とかいう「火を止めて」がなくなります!刺身とかでもなければ材料を切るって中断し放題なんですけど、加熱の過程って中断されると萎えませんか?わたしは萎える。その点、ホットクックはとりあえず材料入れてスイッチポンしたらできあがり。あとは子どもと遊んでるだけで夕飯が1品できてしまいます!!!
あと最近はカット済み野菜が冷蔵冷凍共に充実しています。本当に限界だけど何か温かい手作りっぽいものが食べたい時、カット済み野菜の冷凍とカット済み鶏肉の冷凍を凍ったまま突っ込んで任意の調味料を入れてスイッチポンで何か煮物ができるのが心の健康にいいです。
レシピブックの味付けが好みじゃなくても自分で適当にアレンジできるので適宜アレンジしてくださいね。この項本当にただの宣伝だな。

電気ケトル(温度コントロールタイプ)

粉ミルクを作るときに。本当は70度に保温できるポットの方がいいかもしれないですが、うちでは温度コントロールタイプを使って都度沸かしてました。なんでポットにしなかったのかは忘れました。思ったより高かったとか掃除が面倒とかそんな理由だった気が……
他にも、離乳食もレトルトを使う場合はお湯で溶くものなどもあるので、そういうときに活躍してます。わたしは離乳食初期を主食まで含めてほぼオールレトルトで乗り切った女。

加湿器

これ、冬生まれの子どもが居る過程は必須でした。冬の乾燥を甘く見ていました。
湿度が20%台のとき、子どもも喉乾くんですよ…… 〜そして頻回授乳へ〜 となるので、その原因を一つ潰しておくためにも加湿器はあった方がいいです。
あと産むまで知らなかったんですけど、新生児の肌って結構乾燥するんですね、そして結構湿疹ができる。まあこまめに保湿剤を塗るというのもありますが、できれば部屋の湿度自体をあげてあげた方がいいな……という感触でした。
どういう加湿器を選ぶかは悩ましいところですが、パワーのあるものを選ばないと日本の関東の乾燥に対して焼け石に水状態になってしまうので、パワーのあるものの方がいいと思います。
あと、加熱式かどうかですが、加熱式の方が清潔という話もあれど、加熱式だと熱くなってしまうから翌年子どもが動く頃には危なくて撤去せざるを得なかったという話も聞いたことがあり……難しい………。
うちは超音波式なのかな?とかいい加減なことを書いていましたが、気化式だと怒られました。効率は加熱式(スチーム式)に劣るけど、やけどの心配がないし、メンテも比較的楽で電気代も安いとのことです。加熱式(スチーム式)はやかんで沸騰させるようなもの、気化式は濡れタオルにサーキュレーターを当てるようなもの、とのことでした!

そんなわけで勢いだけで書いた文章も長くなってきたので一度ここで締めます!!続く!(かもしれないし続かないかもしれない)

産後に尿が出なくなった話

産後に尿が全く出なくなったのですが(現在は治ってます)、それに関する知見がほぼインターネットになかったため、わたしの経過をインターネットの海に放っておきます。
産後同じような症状になってしまった人があんまり思いつめないようにという祈りを込めて。

かんたんな内容

  • 産後一滴も尿が出なくなった
  • 覚えてる範囲の経過
    • 概ね治ったのは産後1ヶ月とちょっとくらい
  • 自己導尿について
  • 所見

産後一滴も尿が出なくなった

産後のトラブルとしてよく「痔になった」「尿漏れがやばい」などが見つかりますが、わたしがなったのは「一滴も自力で尿が出せない」でした。
こういうのを「産後尿閉」「神経因性膀胱」というらしいです。知ってました?わたしは全く知りませんでした。

子どもが通ってくる産道と尿道・膀胱などは非常に近い位置にあります。そのため、産道を大きなものが通った衝撃で、膀胱の感覚がおかしくなり、尿が出なくなる人がほんのたまに居るとのことでした。ちなみに、子どもが大きい場合に起こりやすいようです(わたしの子どもは3622gで、鉗子分娩でした……ただ、大きいからといって必ず起こるわけではないです。その傾向があるかも?くらい)。そして、出なくなったとしても入院中の数日で治るパターンが多いようなのですが、わたしのように1ヶ月以上かかってしまう場合や、回復に3〜4ヶ月、それ以上かかってしまう場合もあるとのこと。

「産後 尿 出ない」などと検索をすると発言小町のページやママリのページなどが引っかかります。
http://okspi.yomiuri.co.jp/reader/view/topic.jsp?tpid=870282
が、こういう経過で治ったよ!みたいな話があまり見つからなかったので、もし今後こういう症状で悩む人が居た場合に、こんな人が居たんだなとなんとなく希望を失わず参考にしてもらうための、経過として残しておこうと思います。

覚えてる範囲の経過

産後初日

朝7時に出産した後よろよろと入院する部屋に移動し、暫く休んだあと、助産師さんから「尿は出るか?」という確認がありました。
結局そのときは出なかったため、導尿(管を尿管から膀胱に向かって入れて、管から尿を出す)をしてもらいました。
この日の夜から飲水量と尿量の記録を開始。

産後1日目〜3日目

相変わらず一滴も出ないため、定期的に導尿をしてもらうことに。
このタイミングからウブレチドの服用を開始しています。
飲水量に対して尿量が明らかに多い状態で、1日3000ml以上の尿量が出ていたため、甲状腺の病気や糖尿病も疑われていました。
(結果的には問題なしでした。なんであんなに尿が出てたんだ……?)
(ちなみに普通は1日1500ml〜2000mlくらいの尿量になります。)

尿意はあるようなないようなというか、今から考えればなかったため、結構ギリギリ膀胱の限界になってから「導尿お願いします」と依頼していて、その所為で膀胱に1000mlの尿が溜まっていたこともありました。普通尿は溜められても最大500mlくらいらしいんですけどね。もうどう考えても膀胱がおかしい。

本当は産後4日目退院のはずが、尿が一滴も出ないかつ自己導尿の手技もできないということで、入院延長に。
子どもは元気なのに、母体の都合で退院できないことにちょっと泣きました。
ちなみにこの時点で、会陰の状態や子宮の状態など、尿が出ない以外の経過は問題なしでした。

産後4〜5日目

留置カテーテルを入れて、一旦膀胱を落ち着かせましょうということになりました。
これまでは都度導尿を頼んでいましたが、留置カテーテルの場合は管を差しっぱなしにして袋をつなぎ、膀胱に溜まった分だけ勝手に袋に出てくるみたいな感じになります(寝たきりの患者さんとかが付けてるやつ)。
これは、あまりに膀胱に溜まる尿量が多いため、ちょっと1回膀胱を休ませようという意図です。これを産後4日目から5日目にかけて24時間くらいやりました。その後はまた都度の導尿に戻しました。
ちなみに留置カテーテルを入れていたときの溜まってた量は3500ml〜4000mlという感じで、いよいよわたしの腎臓そして膀胱は大丈夫なのか……?と心配になりました。
退院の目処も立たなくて結構焦ってた記憶があります。

産後6日目

いよいよ本当に尿が出ないので、このまま出ない場合は自己導尿の手技を取得して退院することにしましょうという方針になってきました。
自己導尿というのは、これまで助産師さんにやってもらっていた尿管に管を入れて管から尿を出すのを、自力でやるということです。
果たして本当に自力でできるのかめちゃくちゃ不安はありましたが、早い所習得して退院したいという気持ちもありました。

ですが、入院していた産院では自己導尿のやり方を教えられないということで、紹介状を書いてもらい、とりあえず町の泌尿器科を受診しました。なお、産んだのが年末だったため、年始で一番早く開いた泌尿器科の病院です。
が、ここでは膀胱のエコーを撮って、さらに大きい病院への紹介状を書いてもらうという処置で終了となりました。

産後7〜8日目

ここが土日で、月曜にならないと大きい病院の泌尿器科が開かないので、退院できず。
相変わらず尿は一滴も出ないし出る気配もないという状態でした。ただ尿意は分かるなあという感じです。
ただし、これまで3000mlくらい出てた尿量が2000ml程度となり、やっと普通の人間の量になったな…と少し進歩が見られています。

産後9日目

やっと大きな病院の泌尿器科にたどり着きました。
ここでは授乳があるのに服薬は良くないのでは?と言われ、ひとまず服薬なしで1ヶ月は自己導尿して様子を見ることとなりました(その後産婦人科の先生に確認しましたが、産婦人科的にはOKの薬でした。科によって結構見解が違うこともあるようです)。
そんなわけでやっと自己導尿の手技を獲得し、自己導尿キットを手に入れ、ついに退院!
退院できたときは嬉しくてちょっと泣きそうでした。

産後10〜14日目

薬の服薬をやめたからかまた尿意を感じ辛くなりましたが、その後数日をかけて復活。ただし自力では全く出る気配はなく……という状態が続きます。
自己導尿については割と問題なくできてました。ただ子どもの世話をしながら隙を見て(普通にトイレに行くより時間のややかかる)自己導尿、というのは普通に面倒でしたし、何より「本当に治るのかな…」という不安がすごかったです。本当に。

産後3〜4週間目

自己導尿のときにだんだん力を入れるべき膀胱の位置?筋肉?がわかってきて、そのうち自然と自己導尿時に膀胱に力が入るようになってきました。
ただ自力で出せる気配はない……というか、「じわっときている」ような気もするも、わたしの場合悪露がなかなかおさまらずこの時もダバダバ出ていたので、悪露と判別が正直つかなくて「???」という感じでした。

この間に一度経過観察のための泌尿器科を受診していますが、そのときに「産後尿が出なくなった人は何人も見たけど、時間はかかるかもしれないけど一生治らなかった人は見たことないから気に病みすぎないように」とアドバイスをいただきました。人によっては気に病みすぎて胃に穴が開いたりするらしいです。自分の神経が図太くてよかった。

産後5週間目

5週目の初日、夜中の授乳後に寝ぼけながら行ったトイレでちょろちょろ尿が出て喜ぶも、その後再現できずという状態に。
ただ滴レベルでは出る時もある……という具合でした。
よくよく寝ぼけていた時の状態を思い出すと、「下半身の力は抜く」「膀胱だけに力を入れる」という状態だったのでは?ということを思い出し、実践したところ安定してやっと出てくるようになりました。
ただ結構意識しないと出ない状態です。

産後6週間目

出る状態から1週間経って、やっとそこまで意識しなくても尿が出るようになりました。
ただ産前と全く同様かと言われるとそうでもなく。まあ出るならいいかな……という感じです。
本当はここで泌尿器科の予約を取っていましたが、自尿を出したあとの自己導尿で残尿が確実に100ml以下であることが確認できたため、自己導尿終了で良いという判断をいただき、泌尿器科への通院は終了となりました!!!
(ちなみに尿量は100均で計量カップ買って計ってました。毎回ではないですが)

産後7週間目

産後7週間目にして、やっと産前同等に戻りました!長い道のりだった…。
ということでわたしは産後7週間目でやっと回復という感じでしたが、人によっては1週間で治る人も居れば3〜4ヶ月かかる人もいるみたいです。
ただ、泌尿器科の先生にも産婦人科の先生にも言われたこととしては、「治らなかった人は見たことがない」ということ。
そのうち治ると信じてあまり自分を責めずゆるっと向き合うくらいがちょうどいいのかもしれません。

自己導尿について

泌尿器科で自己導尿を指導してもらい、自己導尿のためのキットも入手したため、退院後は自分で導尿していました。
最初自分の尿道の位置がわからず苦労しましたが、とりあえず自宅でやる分には鏡を見ながらできるので問題なしでした。
ここでは自己導尿中にあったわたしのトラブルをちょっと書いておきます。

自己導尿中にあったトラブル

  • 固まった小さい血の塊が出た
    • たぶんカテーテルで膀胱を傷つけていた
    • その後痛みもなく特に追加で出ることもなかったので問題なしと判断
  • 濁った尿が出た
    • この前に尿の臭いが変だった、カテーテルを白い塊?が通ったといった症状あり
    • 泌尿器科受診の基準として「濁った尿が出る」かつ「発熱してる」があったが、発熱はしていなかった
    • 水分をたくさん摂るようにしたところ、半日もせず透明な状態になったため、問題なしと判断
    • 白い塊が通ったこと、その前に激痛があったことを考えると、もしかしなくても尿結石だったのでは…という気もしなくもないですが真相は闇の中

わたしがかかっていた泌尿器科は電話での相談も受け付けていたので、何か気になることがあれば本当は電話するのが一番いいと思います。
ただ赤子の世話をしているといい時間に電話できないことも多々で、なんだか適当な自己判断が出てしまいました。結果的に問題なかったので良かったのですが、これは良くなかったなあと反省するところでもあります。

所見

とりとめのない所見です。

わたしは計画分娩だったのですが、薬を入れて誘発しているとき、トイレに行こうとするたびに助産師さんに声をかけなくちゃいけないのが面倒で結構ギリギリになってからトイレに行ってたんですよね。このときに我慢しないでトイレに頻繁に行ってたら……と思わなくもないです(ただこれは原因じゃない気もする)。あと、1週間で子どもの推定体重がいきなり1kg増える(2800g→3800g)ということもあって慌てて計画分娩になったのですが、これはクリスマスにチキンとかケーキとかたくさん食べた所為じゃないの?と親に言われました。たぶん関係ないと信じたい。

尿意がわかるか/わからないかを判断するのにあたり、膀胱が圧迫されてると正直よくわからなくなってしまったため、骨盤ベルトの類が付けられませんでした。これからやっと付けられるかなという感じで、果たしてわたしの骨盤は元に戻るのかやや心配ではあります。整体に行きます。

1ヶ月検診のときに、産婦人科の先生からは「2人目を産むときに同じ症状が出るかどうかはなんとも言えない」と言われました。出るかもしれないし、出ないかもしれないとのことです。お産は何が起こるかわからない。

あと、尿閉になって大変ではありましたが、子どもを産んだことに全く後悔はなくて、産んでよかったなーと思っています。まあこれから子育てに関して色々大変なことがあるとは思うんですけど!でも産後に自分の身体に全く想定外のイレギュラーが起こったので、何が起きてもあんまりびっくりせずに済むかな……と思います。